古民家一人暮らしできる?できない?古民家を知り尽くした私の場合

古民家一人暮らし


コロナ禍の影響で、地方での古民家一人暮らしも人気が出てるようです。今回は、【古民家に一人暮らしできるか?できないか?】について考えてみたいと思います。


こんにちは!古民家暮らしナビゲーターのイサタケです。当ブログにお越し頂き、ありがとうございます!はじめてお越しの方は、はじめての方へをお読み下さい。


生まれながらにして、築200年超古民家で暮らしている私なので、古民家のいいところも悪いところも身にしみてわかっています。現在、私達家族は、古民家の一部を和モダンにリノベーションした下屋部分に暮らしています。おかげで、自然に囲まれた古民家の魅力を日々感じながら、不便のない快適な生活を送っています。


我が家では、家族と暮らす分には、全く問題ありません。コロナで露呈した都会暮らしの大変さを見ると、田舎の古民家暮らしの方が、三密もなくストレスもなく固定費もかからず、とても快適です!


そんな私ですが、一人暮らしをするとなると、ちょっと考えてしまいます。今日は古民家で一人暮らしする場合の問題点を3つあげてみたいと思います。今回の動画が、将来的に古民家に暮らしてみたいと思われる方の参考になりましたら、幸いです。

古民家に一人暮らしできる?:古民家のデメリットを克服できるか?


古民家のデメリットとは、虫や小動物の出現・家の老朽化・維持管理にお金がかかることです。一つづつ考えてみます。

虫や小動物の出現について


虫や小動物の出現については、子どもの頃から慣れているので、全く平気で1mmも感情が動きません。たんたんと除去できます。先日、友人とZOOMで話していたら、私の後ろにある衝立に、大きなクモが張り付いていると、友人が震えながら教えてくれました。


クモは益虫なので殺したくないので、ツンツンして追い立てたら・・・友人がびっくりしていました。古民家には、クモとムカデは日常的に出現するので、いちいち驚いていては生活できませんね。

家の老朽化について


古民家は築数十年~100年以上経過している場合が多く、普通に考えても老朽化しているかと思われます。我が家は築200年超なので、さらに改修費にある程度お金が必要になります。


ちょっとした修繕は、古民家建築の専門家である夫がちょこちょこ見回っていて、見つけたらすぐ自分が修繕するか、手間がかかりそうだと、お付き合いしている専門業者に依頼しているので、高額な出費はありません。


ですが、最近は温暖化の影響で、豪雨災害や台風被害も毎年多発しており、南海トラフ地震のことも考えると、火災保険や地震保険の加入は必須です。


現在、古民家を活用した事業やネットから収入を得られるよう色々なサービスを立ち上げていて、事業収入で生活できるし倹約もしています。そもそも、田舎の古民家暮らしでは固定費も少なく、生活費はあまりかかりません。建物の維持管理費の積み立てを怠らないようにしていきたいです。

家の維持管理について


家は空き家になって、誰も住まなくなることで、通気が悪くなり、劣化が進みます。家の維持管理には、庭掃除や雨戸開けなど日々の労働が必要不可欠といえます。


それらも、子供の頃から慣れている作業なので、大丈夫です。ですが、高齢になって、健康でなくなると、庭掃除や雨戸開けなどもできなくなってしまうので、日々の健康づくりは欠かせません。若いうちから足腰を鍛えて、老後に備えたいと思います。


以上、古民家のデメリットである虫や小動物の出現・家の老朽化・家の維持管理については克服できそうです。

古民家に一人暮らしできる?:田舎暮らしの不便さを克服できるか?


我が家の家の周り5km圏内には、飲食店やスーパーもないので、車がないと生活出来ません。今は、まだ50代なので、車の運転もできて、ネット通販で何でも買い物できるし、生協の宅配もあります。


病院への通院は、病気にならないよう、食生活は栄養バランスのいい食事にしたり腹六分目をこころがけ、暴飲暴食をしないなど日頃から生活習慣病にならないよう努力しています。


将来的に、町のインフラなどがどうなるか分かりませんが、さらにネットショップや車での移動スーパーも充実しそうなので、田舎暮らしの不便さも克服できそうです。

古民家に一人暮らしできる?:一人暮らしの寂しさ・大変さを克服できるか?


私は若いころから料理も好きで、ほとんど外食しません。畑仕事や庭掃除など肉体労働もできるので、一人で暮らすことの大変さは感じないと思います。ただ、田舎にある古民家周りは田んぼが多く、街灯もないので、夜家の周りは真っ暗で、夜をどう過ごすかが課題です。


そういう意味では、一人暮らしを堪能できるよう【暮らし自体を楽しむこと】【手間をかけることを厭わないこと】【生活のルーティンをしっかり確立すること】が必要だと思います。


一人だからといって、一日中パジャマでダラダラしていたり、食生活をおざなりにしてしまっては、すぐ体調を崩したり、病気になってしまいそうです。家族がいなくても、きちんとした行動ができるよう、自分を律する強いメンタルが必要となります。


寂しさは、心を許せる仲間が近くにいれば紛れると思いますが、今の時代はオンラインで遠隔地の友人と会話もできるし、趣味や勉強のオンラインサロンに参加して交流することもできますね。

古民家に一人暮らしできる?:結論


結論、私は古民家一人暮らしはできると思っています。それには、どんなことになっても収入を得られるネットスキルが身についているからです。ネットスキルは、7年前オンライン上にある起業塾に入り、現在も学び続けています。


コロナ禍になって、さらにオンラインでの活動は不可欠になっていきます。ただ、パソコンで買い物できるだけでなく、ビジネス活動ができるくらいのスキルは必要ですね。


また、ネガティブにならない前向きな生き方も必要です。将来的に、今一緒に暮らしている家族が亡くなって、一人暮らしになっても気丈に生活していけるよう、今から気をつけていきたいと思います。


もし、古民家で一人暮らしてみたい方は、自治体が古民家の空き家情報を持っている可能性があるので、ホームページで調べて、古民家暮らしのシュミレーションをしておくのもいいかもしれません。


将来古民家暮らししてみたい方の参考になりましたら幸いです。最後までお読み頂きありがとうございました。

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