【人気の古民家DIY】リノベーションでおすすめできない3つの箇所をご紹介!

古民家DIY

Youtube動画でも人気の古民家DIY!古民家を建築初心者の方が、自分たちで修復したり、リノベーションするなど、理想の住まいを造ることで、費用を節約したり、手作り感満載の家ができて、愛着が増すと思います。


古民家暮らしをしたい建築初心者の方が挑戦したくなる気持ちも分かりますが、古民家建築の専門家の主人に聞きましたら、おすすめできない箇所もありますので、3つの箇所にしぼって、ご紹介しますね。


これから、古民家暮らしをしてみたい方の参考になれば幸いです。なお、この記事でいう古民家とは、伝統構法で建造された文化的建造物ではなく、戦後建築された築50年~70年ほどの中古住宅のことですので、ご了承下さい。


こんにちは!古民家暮らしナビゲーターのイサタケです。当ブログにお越し頂き、ありがとうございます!はじめてお越しの方は、はじめての方へをお読み下さい。


今回の見出しはこちらです!

古民家DIYおすすめできない3つの箇所:梁・柱などの構造体・基礎部分


長い期間、大雨や風雪、地震に耐えてきた古い家は、歪みやひずみなどがあります。シロアリが入って腐食している部分もあるかもしれません。


家の骨格と言われる構造体や足元部分の基礎を建築初心者の方が修復するのは、耐震的にも問題が生じたり、耐久性を損なうことになるかもしれません。


昭和56年以前に建造された住宅は、建築基準法の耐震基準がない時代に建てられているので、構造体や基礎部分については耐震補強工事の専門である建築士にご相談されることをおすすめします。


古民家DIYおすすめできない3つの箇所:屋根・外壁部分


屋根や外壁などの外装関係は、建物の耐久性に大きく関わるため、専門家に任せることをおすすめします。


屋根などの雨仕舞は、雨漏りの原因につながる場合もあり、屋根や二階部分の壁面は、高所作業になり、落下の危険性もあります。また、夏の炎天下作業は慣れてない人が行うと、脱水症になる可能性もあり、命を失うことにもなりかねません。


プロは経験と知識、関連の道具も十分あり、長年の経験から手際もよく、短時間で綺麗に仕上げることができます。さらに、足場を組んでの作業は、逆に金額がかさみますので、屋根や外壁部分はプロの職人に任せしましょう。


古民家DIYおすすめできない3つの箇所:電気工事・給排水工事部分


一般住宅の電気工事は、電気工事士の資格がないと交換や施工をすることはできません。知識や経験のない人が電気工事して、施工ミスによるショートなどが発生すると、火災につながる危険性もあります。


また、水道工事などの給排水工事も、資格がないと実施することができません。蛇口の交換など簡単なように思えますが、給排水に関する部分は、水漏れなどの施工ミスが発生しやすく、土台や柱の腐食など重大なダメージにもなりかねません。


特に、古い家の場合、古い管と新しい管を接続する必要性があり、難易度はかなり高めです。様々なリスクを考えるとプロの業者に依頼することをおすすめします。

建築初心者でも古民家DIYおすすめできる箇所とは?



建築初心者の方に、DIYをおすすめできない箇所の確認をしますと・・・


・梁、柱などの構造体・基礎工事部分
・屋根、外装工事部分
・電気工事、給排水工事部分


です。では、古民家DIYは初心者はしてはいけないの?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。


床材の張り替えやしっくいなど土壁の塗り替えは、建築初心者でもできる箇所と思います。ただ、やってみると意外に難しく、経費もかかる上、イメージ通りに仕上げることができない場合もあります。また、道具も色々買い揃えなければならず、安物買いの銭失いのようなことになる可能性もあります。


古民家暮らしナビゲーターの私なら、それなりのお金はかかっても、綺麗な仕上がりになり、耐久性もいいので、日頃から仕事をしている慣れた職人さんや建築のプロにお任せしますが、古民家DIYにトライしたい方はその覚悟でやってみるのもいいかと思います。


また、今回の記事は、大工仕事が得意で、日頃からDIYに慣れているという人のことではなく、あくまで建築初心者の場合ですので、ご了承下さい。

今回の記事が参考になりましたら、幸いです。
最後まで、お読み頂きありがとうございました。

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